一つ一つを丁寧に。 [合気道 審査]
稽古の帰り、友人と話していて、審査に落ちた人がいた、
という話を聞きました。
審査を見ていた友人いわく、
「技が、師範に習う、いわゆるふつうの技ではなく、
明らかに我流になっていた」そうです。
わたしはたまたまその人と以前に一緒に稽古したことがあり、
とても熱心に、毎日稽古していたのを知っていたので、
非常に驚きました。
でも、自分のことをふり返って考えると、
技は、エイヤッっとやってしまえば、なんとなくその技のように
できてしまいます。
そして、それを続けてゆくと、それがあたり前になって、
くせになって、あいまいな技が、自分の技になってしまう・・・
どんなにがんばって稽古しても、その技は本当の技とは違うのです。
技の一つ一つを、慎重に、正確に、丁寧に、じっくりと
取り組んでいかないと、大変なことになるぞ、と思いました。
がむしゃらに動いて、汗をいっぱいかいて、ビールを飲んで
「あぁ、今日もたくさん稽古したなぁ~」なんておもっていたら、
痛い目にあいますね!
気をつけようっと。
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