SSブログ

居合初体験シリーズ第4弾 人を斬ったときの感触 [居 合]

居合もやっと4回目。
(週2回のうち半分しか出れない落ちこぼれです・・)
今回は、早くも4本目「柄当て」(座り技)です。

時代劇で武具や兜をつけている武将が地面に半分胡坐をかいたような
座り方をしているのを見たことがありますか?
その「居合膝」という、かなり窮屈な座り方からスタート。
(スタートの座っている時点ですでに、体がプルプルします)

そこから、えいっ!と前の敵のみぞおちに柄を突っ込み、
鞘を引いて刀を抜き、後ろの敵をグサッと突き刺し、
もう一度前の敵に上から斬りつけ、横に血ぶるいをする、という技です。

背筋を伸ばして、重い刀を水平に保ったり、振ったり、挿したり・・・
汗だくになりました。

帰りに、また師範お二人と電車が一緒になり、
質問攻撃を浴びせてみました。

Q 「刀で実際に物を斬るとき、結構衝撃が来るものなのですか?」
A 「いんや、びっくりするくらいにスパッと切れますよ」

Q 「実際にはどんなものを斬るのですか」
A 「竹とか、藁(ワラ)の束だね。だいぶ刀を研いでおくけど、
   竹は、人の首を斬ったとき、藁は人の胴を斬ったときの感覚と
   大体同じといわれているんだよ」

Q 「ぇぇ~!こわいですねぇぇ!骨って、引っかかるんじゃないですか」
A 「大きなシャケを包丁で切ったときの、あの感じだよ、わっはっは~!」

そんなことを知っている人に初めて出会いました。
お二人は、早期退職のハッピーリタイヤメントをして、悠々自適、
毎日道場で稽古をしているそうです。

 「そのかわり、ちゃんと働いて、貯金しておかなきゃだめだよ」

その言葉、心に刻み付けておこう。


nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 4

真琴

居合膝・・座れない人もいましたよ。
横にコロコロしてました(笑)
しかも、納刀の時は腰を下ろさないでって・・居合って窮屈です。
藤岡弘が竹や巻き藁よく斬ってますよね・・
日本刀は優秀です。
某国営放送の「なるほど・・日本刀」作家さんが怖かったけど(笑)
参考になりました。(目が怖いし、居合も硬かったね)

先生はどうして居合を始めたんでしょうね?
貯金・・ほぼ底をつきそうだわ。
by 真琴 (2006-08-11 22:11) 

三四郎

居合膝、なんじゃこりゃ~!っていうくらい、座るのが大変です。
日頃から、不自然な体勢で稽古しておけば、
どんな体勢からでも対応できるようになるという意味でも、
居合膝は窮屈にできているとのことでした。
先生は、ずっと剣道をやっていて、
途中で剣道連盟の居合ができたので、はじめたそうです。

道場までの定期券を持っている先生、うらやましいです。
わたしも、60歳になったら、道場までの定期券を買う!!
by 三四郎 (2006-08-14 12:31) 

真琴

不自然な体勢かぁ・・
居合やると違う筋肉が痛いんです。
先生は剣道出身ですか!

定期・・昔五万の定期使った事があります。
バスの乗客から「見せて~~」って(笑)
じゃ、買ったら見に行こうかな?(生きてるかな・・ワシ)
by 真琴 (2006-08-14 22:14) 

三四郎

そうそう、居合の次の日って、合気道とはまた別の場所の筋肉が痛いです。
真琴さんも元剣道家ですよね。
やっぱり居合と剣道は繋がっていますか?
先生は「昔の人は、真剣も竹刀も両方練習したんだよ」と言っていました。
わたしが定期を買うころ、真琴さんは合気道の師範をやっている
予感がします(笑)そしたら、弟子入りさせてね。
by 三四郎 (2006-08-15 12:19) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。