黒帯の小説家 [合気道 稽古日記]
道場には面白いひとがたくさんいます。
先日、歴史小説家である彼の新しい本が書店に並びました。
せっかくなので本にサインをもらおう!
と思い道場へ持参しましたがサインペンを忘れてしまいました。
今日は諦めてまたの稽古の時にしよう、と帰りかけたとき、
廊下で稽古を終え袴を抱えた小説家に遭遇しました。
わたし 「今度、サインを下さい」
小説家 「今サインペン持ってますから!」
わたし心の中 (小説家は、合気道の稽古にもサインペンを手放さないのね・・・)
そしておもむろに廊下にしゃがみこみ、サインをしてくれました。
本には、普通に名前が小さく縦書きしてありました。
とっても、魅力的な先輩であります。
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