黒帯の暴れん坊将軍 [合気道 稽古日記]
道場には、伝説を持つ先輩がいます。
彼は身長185cm、体重推定85kg。小山のような体とでっかい声の持ち主です。
あるとき、彼が機嫌よく街を歩いていたら、すれちがった人と肩がぶつかりました。
男 オイ(怒)!
彼 なんだぁ(憤)?
男 オレ、こうゆうモンだけとぉ?(激) と、マル暴の名刺を差し出す
彼 へぇーありがとさん(嘲)
両者睨みあう・・・
その後はバイオレンス劇場です。
彼は男の腕を一教で決め、(骨、折れましたか?)頭を押さえつけるやいなや、
ガードレールにギリギリと擦りつけ(もう悲惨!)男はヒィー勘弁してください!
と叫んで許しを乞うたそうな。
彼曰く、「本当に相手を黙らせたかったら、パンチやキックじゃあ駄目だ。
根性があるやつは打たれても蹴られてもフラフラになっても向かってくるからな。
関節を決めれば、骨が折れることが相手も分かる。だから降参する。」
これは、彼が若かりし頃のお話。
今ではよきパパになった彼ですが、先日再び事件が発生しました。
日曜日に新聞を読んでいたところ、娘さん(6歳)が背中に乗りかかって来たので、
とっさにかわしました。すると、娘は前に転がってしまった。
そして、鎖骨を折ったそうです。
「パパ、気にしないで、大丈夫だから!」
と苦悶の表情で幼子に慰められて、さすがの彼も涙が溢れたらしいです。
子供なので、回復力が早く、1週間で鎖骨がつながったとのことで、安心しました。
新たなる伝説・・・・
んー、すごい。
by すまいる (2007-01-27 05:57)