師範は黙って痩せ我慢 [合気道 稽古日記]
正座は辛い。忍耐と根性が試されます。
合気道有段者の審査では、見ているほうは30分以上の正座を余儀なくされます。
審査する師範もしかり。
でもこのあいだの審査では、よいもの、見ちゃいました。
七段のキュートな師範。
彼は涼しい顔で正座し、次々と技を指定していました。でも、たまに膝立ちになるのです。
そうか、遠くが見えないからだなぁと思いました。
審査が終了しました。私たちがイテテ!と騒いでいると、師範はさりげなく立ち上がり、
立ち去ろうとしました。でも、若干足がヨロヨロしていました!
でも顔は涼しい状状態をキープしています!さすが!
かっこよさとか、品格は、痩せ我慢から出発するのかもしれません。
痩せ我慢をしているうちに、それが板についていく、そんなことをシミジミ考えたのでした。
コメント 0