ラストサムライ？

今日は剣がお好きな師範の稽古です。
いつもよりスペースに余裕があったので、木刀を使った稽古になりました。

「ハイ、まず構えて！」
「おい、おまえらサムライじゃないな！」
「なんでヘッピリ腰なんだ！ラストサムライみた？ああゆう風にやるんだぞー！」
先生の檄が飛びます。

トムクルーズに負けてなるか！と思うのですが、なかなか大変。
木刀はかなり長く重いです。
妙に力が入って、手のひらに汗をかきます。
でも、すごく面白い！合気道と剣の理合いが同じという言葉に納得です。

先生は、居合や古武道の研究にも余念がなく、真剣もお持ちです。
先日、実際に持たせてもらいました。
が、重っ！
片手で何気なく持とうとした片手では簡単に持てないくらい重い！そして長い！

武士は昔、こんなにも凄いものを携帯していたのです。
振り上げて振り下ろすだけで、刀自身の重みで簡単に人を殺すことができると実感しました。
正直、映画だからあんなに簡単にスパッと人を切れるんだと思っていました。
もしかして実際はそれ以上なのかも。

こんなもの、よほど訓練された者でなければ持っていられません。
持ち主によっては単なる凶器にもなります。

「死ぬか生きるか」
刀を持つことは、それを常に意識することだったのかなぁ。

とりあえずは、トムに勝つ！