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マルベッツィ館の殺人 ケイト・ロス著 [読んだ本 観た映画]

いま、この本にはまっています。

マルヴェッツィ館の殺人〈上〉

マルヴェッツィ館の殺人〈上〉

  • 作者: ケイト ロス
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 文庫


19世紀初頭、イタリアの貴族社会が舞台です。
イギリスいちダンディーな英国貴族ジュリアンと、
医者のマクレガーのコンビが事件を解決してゆく物語。

ひさしぶりに、「ミステリー、いいな~」と思いました。
ミステリーを読むと、人が殺されて、最後に犯人が見つかって、
それだけの話?と思ってしまうものがあります。

でも、この物語は違います。
とにかく、登場人物が魅力的です。
風景もすばらしく、まるでイタリアの田舎を旅行している気分です。

下巻を読み終わるのがもったいない・・・
続きを、ゆっくり丁寧に読みたいとおもいます。

著者のケイト・ロスは、40代で癌で亡くなり、この本が遺作となったそうです。
原題「The Devil in Music」 
1988年度アガサ賞最優秀賞受賞


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コメント 1

三四郎

昨日、下巻を読み終わりました。
すばらしかった・・・気持ちのよい作品です。
今まで読んだミステリーの中で、いちばん好きかも・・・
著書が亡くなってしまったのが、残念でなりません。
by 三四郎 (2005-08-08 13:10) 

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