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北斎展 グレート・ウェーブ! [旅行見聞録]

一村雨さんのブログの記事↓「北斎展 東京国立博物館」
http://plaza.rakuten.co.jp/ennohasikure/diary/20051102/
を読んで、興味を持ち、北斎展へいってきました。

9時半の開場に合わせていったのですが、平日というのに
館内はけっこう賑わっています。(わたくし、会社を休みました)

いよいよ葛飾北斎の作品にお目見えです。
まず、圧倒されたのはその作品の多さです。
今回は、500点が世界各国から集められ、そのうちの300点が
展示されています。(作品の入れ替えあり)

葛飾北斎は、6歳から絵を描き始め、20歳でデビューして、
90歳まで生きたというから、それだけですごい。
さらに、死ぬまで作品を生み出し続けました。
老年期の肉筆画には、パワーと気迫を感じます。
鳥や花や魚が、まるで生きて息をしているかのような、生々しさでした。

次にスゴイ!と思ったのは、北斎の視点・ものの見方です。
どの作品も、斬新な切り口と目線で描かれています。
よくこんな角度から・・・と思うような作品がいっぱいです。

版画の緻密さにも驚かされました。
どの作品も、細部まで、丁寧に丁寧に作りこまれていて、美しい。
西洋の作品にはない、細やかさではないでしょうか。

楽しみにしていたグレート・ウェーブ(富嶽三十六景 神奈川沖波裏)
もたっぷりと楽しめました。

北斎漫画も大好きです。
江戸時代の人々が、ユーモラスに、愛嬌たっぷりに描かれていて、
すごくかわいらしい。
北斎は、本当に絵を描くことが好きだったんだなぁと思います。

帰りには、上野精養軒のランチに舌鼓をうち、大満足です。
(スープ・エビフライとお肉・パンまたはライス・コーヒー付 2,100円)

葛飾北斎、万歳!!






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コメント 5

とんぼ

はじめまして。TBありがとうございました。
平日いらっしゃったということですが、
どのくらい混雑していたのでしょうか。
実は期間中にもう1度行こうと思っているのですが、
土日にしか行けそうもないのです。
by とんぼ (2005-11-16 14:38) 

りんこう

はじめまして、私のブログにコメントありがとうございました!
亡くなった年に描かれたという扇の絵なんか驚異的ですよね。
「画狂老人」の号がピッタリだと思いました。
by りんこう (2005-11-16 22:09) 

あさぎ

TBありがとうございました。
北斎の老いてもなお新たな世界に挑戦してく姿勢は、たいしたものですね。それに、これだけの規模の展覧会は、なかなか無いので貴重です。それに海外からの作品は、本当に素晴らしいもので、まさに世界の北斎ですね。
by あさぎ (2005-11-17 00:00) 

一村雨

御紹介ありがとうございます。
16日に行かれたのなら、グレート・ウェーブは、
東京国立博物館蔵のものですね。
13日まではメトロポリタン美術館所蔵のグレート・ウェーブが
展示されていました。
刷り方によって、いろいろ変わるんですよね。
私ももう一度見に行くつもりです。
by 一村雨 (2005-11-17 07:50) 

三四郎

とんぼさん

平日の朝9時35分に入館したのですが、
それでも込み合っています。
1~2列くらいに並んで、順に作品を見たのですが、
隣の人と肩が触れ合うくらいです。
自分のペースでは見れなかったかな・・・
金曜日の夜は閉館時間が遅いので比較的すいているらしいです。

みなさま  

わたしはあまり絵画や美術品に詳しくないので、
めったに美術館や博物館にはいきません。
(最後に行ったのは横浜桜木町でやった東山魁夷展)
でも、せっかくこんなすばらしいものを、味あわないなんてもったいない!

これからは、皆さんのブログを参考にさせていただいて、
興味を持ったらなるべく足を運ぼうと思います。
ありがとうございました!
by 三四郎 (2005-11-17 12:31) 

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