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師範の存在 [合気道 稽古日記]

今日は、初段・壱級・弐級・参級を受けるひとごとに分かれて
審査と同じ形式で、師範から技が出されました。

本番ではないのですが、なぜか緊張します。
一緒に組んだ友達も緊張しているようで、その緊張がわたしにも
ひしひしと伝わってきます。緊張の環がさらに広がっていきました・・・

師範が言われたことで、とても耳に痛いことがありました。

  「俺の存在って、いったいなんだったんだろうね」

稽古の最後に、先生はいいました。
技は、どこの道場でもならえる。
でも、ここでは、武道のエッセンスを学んでほしいと思っている。
技の形ではなくて、その技が、どうしてその動きをするのか、
どうやって技ができているのか、そんなことを学んでほしい、と。

審査前なので、普段あまり稽古しない技や、なれない技に対応するために
それらの技のカタチばかりに気を取られていたかも・・・と思いました。
次はこの技、あの技はこうやるんだったけ?というばかり考えていました。

普段はまだ、じっくり技に取り組める(とおもう)のに、「審査」となるとどうして
こんなになっちゃうんでしょう・・・(稽古不足はまちがいないですケド)

先生、がっかりしていたなぁ・・・・
先生ががっかりすると、わたしも悲しい。

もっとちゃんとした合気道ができるようになりたい!そう思います。




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コメント 9

えなちゃん

何処の道場も同じですね~。
永遠のテーマですね。

合気道に限らず技術の進歩や発明は、
不足を感じる処から始まります。
熱い砂漠をオーバーヒートせずに走りたいとか・・。
結局、目的が明確でない限り、
技術論には光が当たりません。

>技の形ではなくて、その技が、どうしてその動きをするのか、
>どうやって技ができているのか、そんなことを学んでほしい

型稽古の問題点は、型を習得することが師範の思いに反して
弟子の目的である事です。
型のトレースが目的になると、動きのコピーが中心になりますもんね。

型のトレースを捨てると、目に見えて技が美しくなくなるので
稽古不足と言われやすくなりますしね。

技の理屈が整ってくると、
最終的に動きは似てきますが、
重心の位置が全く異なったりして別物になりますからね。

動き一つ一つに問いが必要になります。
果てしない問い問い問いでした。

入り身転換ってなんでするの?
入り身転換は何処に体重を持っていくの?
入り身転換の時息は吐くべきなの止めるの?
いくらでも疑問は出てくるんですよね。
by えなちゃん (2006-02-23 18:12) 

一村雨

うちの道場では来月演武会があります。
先日、そのための稽古をしたのですがどうもあせってしまい、
ちゃきちゃきと動いてしまい、技が中途半端にしかかかりません。
やはり、普段と違うことをやるのはプレッシャーですね。
by 一村雨 (2006-02-23 19:08) 

鬼平

私も二教、三教で悪いクセがかなりでました。
それで、師範もあきれられたようです。
三四郎さんと同様、私も師範の言葉はショックでした。

しかし、審査まで日にちもありませんので、いつまでもその言葉を
ひきずるわけにはいきません。
必要以上に緊張せず、かつ、開き直っていくしかないですね。

お互い有終の美をかざりましょう。
by 鬼平 (2006-02-23 21:51) 

haine812

大人クラスの人の審査と、
子供クラスの審査は全然違うんでしょうね。。。
ウチの道場の審査は、普通に笑っていられます。
ふざけているワケではなく、先生がリラックスさせてくれてるんです。
審査頑張って下さいね!!
by haine812 (2006-02-25 10:50) 

ペコちゃん

あ、どうも。天然です。

早速探してみようと思いきや、一発検索でした。
いやぁ見たことあったかと思いましたが、初見でしたね。
密やかにこんな素晴しいページを紡いでおられたとは。。。

> 三四郎さんと同様、私も師範の言葉はショックでした。
もしや鬼平さんとは、、、
まあいいや。

わたしは天然なので、ボーっとしててあまりショックを受ける事ができませんでした。
そういやそんな事仰ってましたっけ、、みたいな。
というのは半分冗談ですが、(半分本気??)
「この道場で」という言葉に引っかかってしまい、合気会と他会の相違、師範による相違、その中でも共通するところは何なのか、共通する部分が存在するのに何故相違が生まれているのか、とか何とかボケーっと空想しているうちに気がついたら掃除してました。(もしかしたらずっと口半開きだったかもしれません。)

まあ受けとめ方はどうあれ、刺激を与えてくださる存在ってとても貴重なものですよね。


本日は鶏が歩いたにもかかわらずの柔軟なご対応、お見事でした。
なんにせよ、ほっと一息という感じですね。お疲れ様でした。

・・・天然なので書くところ間違えました。
以上、再掲^^;
by ペコちゃん (2006-02-26 00:55) 

三四郎

みなさま 心のこもったコメント、気合の入ったコメント、
応援などなど、ありがとうございました!とても励みになります!
合気道をやっている人は、おなじように、悩んだり考えたりしているんだなぁ
とおもって、ちょっとほっとしました。

まだまだ、合気道歴も浅いですし、これから、これから!
いつか、師範も「うむ」といってくれるような、合気道ができるとよいなぁ・・・
みなさま、こんごともよろしくお付き合い願います!
一緒にがんばりましょうね!
by 三四郎 (2006-02-27 12:58) 

三四郎

えなちゃん 
一つ一つの動きを、どうしてそうなるのか?と考えることって大事なんですね。わたしはあまり頭を使っていないような気がします。えなちゃんを見習いたいです!

一村雨さん
あせってしまって、技が中途半端になる、というの、すごく共感です!
あせると、本当に技がかからないんですよね・・・ベテランの方でも、
そんなことがあると知って、ちょっぴり、ほっとしちゃいました~。
演武大会がんばってくださいね。
by 三四郎 (2006-02-27 13:11) 

三四郎

鬼平さん
師範の言葉、やっぱりショックでしたよね。
というか申し訳ないというか、情けないというか・・・
師範は熱心に大切なことをたくさん教えてくださっているのに、
ぜんぜん身についていない・・・せつないですね。
めげずにがんばりましょー!!

灰音ちゃん
そっか、灰音ちゃんは子供クラスなんですね。
(シッカリしているから、ついつい大人のように思っちゃいます)
合気道は楽しいのがいちばん!です。
灰音ちゃんも、稽古がんばってね。
by 三四郎 (2006-02-27 13:17) 

三四郎

ぺこちゃん
ご訪問、ありがとうございます!
ペコちゃんが口を半開きにしているあいだ、そんなに難しいことを
考えているとは、思いもよりませんでした。
外から見るだけでは、全く読めない、そんなところが、
ペコちゃんの持ち味ですね~!いい味です。
今後ともよろしくお願いいたします。
by 三四郎 (2006-02-27 13:23) 

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