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泣いたカラスがもう笑った 剣道教室 第7回 [剣 道 初体験編]

稽古前、めちゃめちゃブルーでした。
道場で、防具をつけるときも、足を引きずり、うつむきかげん(暗)
どうしても前回のできごとを思い出すと、脂汗が・・
 ご参考 面のなかで涙そうそう 剣道教室 第6回

つくづく、剣道には、自分の足りないものがすべて凝縮されています。
これほど、自分に向いていないものが、あったでせうか。

しかし、前回泣いた三四郎。
いつまでも恐ろしがってはいられません。

今日の三四郎のテーマは、
「竹刀で打たれても目をつぶらない、うつむかない、
正々堂々、打たれること」です。

20081023205319.jpg
 →お下がりをいただきました。大事にします!


いよいよ始まりました。
【面、4回前進の左右面、4回後退の左右面、後退の面、
最後にもう一度面】を×2回、
まずは全員が一列に並んで、号令にあわせて稽古します。

必死の形相で前進しながら面を打っていると、視線を感じました。
師範がめちゃめちゃ面白い顔をして三四郎を眺めています。

 三四郎 (先生、なんかいいことあったのかなぁ?)

 師 範 「三四郎さん、どこまで行くんですか?
      いつ気づくのかなぁと思ったんだけど・・
      まっすぐ進んでそのまま家に帰っちゃうのかと思ったよ」

アッ!と気づけば、他の人ははるか遠く、
もとの位置に全員戻っております。
一人、オール前進していたワタシ・・・

 三四郎 「早く言ってくださいぃ(赤面)」

・・・なんか、みそっかすかも[たらーっ(汗)]


いよいよ今度は、面、小手、胴を、対人で稽古です。
目の玉をよぉーく開いて、相手の竹刀が自分の面に当たるまで
凝視[目]大作戦実行!

たとえ打たれて気絶しても目をつぶらないっ!
との覚悟で竹刀を受けたら、あら不思議、
前回泣いたのが嘘のよう・・・そこまで怖くない。
(それは、ちょっとは怖いけど)

そう思うと、どんどん面白くなってきました。
何もないところで一人派手に「どわーっ」と転んでもニヤリ、です。


稽古後---

 有段者 「前回は三四郎さん、泣いちゃったんですよ」
       (ニコニコ顔で三四郎の秘密をばらす美人剣士)

 師 範  「子供みたいだな、フッ。(→鼻で笑った?) 
       大丈夫?って言うともっと泣いちゃう奴、いるよね~」 

 三四郎  「今日は、ものすごく楽しかったです!平気です!
       (強硬に主張)
 
 師 範  「ちゃんと当たるようになったらもっと面白くなりますよ」

そんな気がしてきました。



つづく
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