合気道における深刻な悩み [合気道 ことはじめ]
ちかごろ、海のように深い深い悩みがあります。
思い切って、稽古の後、師範に相談してみました。
わたし 「・・・・腕が、どんどん太くなっているのですが。
久しぶりに会った人に、顔と腕の比率がまちがっている、
といわれたんです」
師 範 「でも、ある程度は仕方ありませんよ
腕が太いと、ハッタリがきいていいですよ」
わたし 「ハッタリなんて、いりません!!(半ば悲鳴)
でもっ、女性で、細くて、強くて、うまい人もいますよね」
師 範 「いや、自分の知っている中にはいませんね。
みんなある程度は、ガッチリしています」
わたし 「・・・・」
落ち込むわたしを哀れに思ってか、先生は教えてくれました。
腕が成長するのには、二つのタイプに分類できるそうです。
①洋ナシタイプ :手首は細いが、上に行くにしたがって太くなる
②丸太棒タイプ :手首から、ガッチリまっすぐ太くなる
申し訳ございませんが、そんなことを聞いても、うれしくはございません。
今まで、好きなものを好きなだけ食べていましたが、体重は変わりませんでした。
(腕が太くなっただけで)
こうなったら、ダイエットして、細くなるしかありません。
わたしはひとりで、細くて、強くて、美しい合気道家をめざそう・・・
↓恐ろしいことに、第2の悩みも・・・?
http://blog.so-net.ne.jp/loveaikido/2005-03-24-1
抱きついてる? [合気道 ことはじめ]
イチ・ニ・サン、手をあげて!ハイ回って!
先生の掛け声とともに、相手の手を取ってやさしく回ったり、ステップを踏んだり。
よく、畳の上で社交ダンスを踊っている気分になったものです。
昨日は、合気道教室へ行ってきました。
去年の冬に、この教室で、わたしは生まれて初めて合気道を体験したのです。
この教室は、初心者対象です。
当初、「道衣」も持っていませんし、ジャージで稽古をしていました。
道場には暖房もないし、本当に寒かった・・・
ひそかに、武道家にとって、「贅沢は敵」なのか??と思っていました。
そんなわたしが、ドキドキしたこと、それは後ろ取りです。
相手の両手首を後ろから掴むのですが、何だか抱きついているみたいで照れるのでした。
お互い初心者だと動きもゆっくりです。なかなかこのポーズから動けずに困ります。
(相手がオジイちゃんなら平気だった・・・ゴメン。オジイちゃん)
1年たって、この教室に再び来て、照れくさい感じがよみがえりました。
なんか、いい感じ。
稽古が終わると、組んだ人とすこし親しくなれる気がするから不思議です。
スキンシップは偉大ですね!
袴の音 [合気道 ことはじめ]
合気道では男子は初段から、女子は三級から袴を着用することになっています。
開祖植芝盛平翁は、合気道は武士のものだから、袴をはくこととしたそうです。、
戦後ものが無い時代になると、せめて女子だけでも先にはかせてあげよう、
ということになったと聞きました。
先輩方の袴姿に羨望の眼差しを送っていたわたしもついに!買っちゃいました!
来週からデビューするつもりです。
稽古を始めて間もないころ、間違ったり、危ない動きをしていると、
いつも助手の先生が走ってきました。
その時、ぶわさーぶわさー、というヘンな音がするのです。
なんだろうと思ったら、袴が風の抵抗を受けているのでした。(パラシュートか?)
袴とは厄介なもののようです。
でも一方で、袴を付け、きちんとしたいでたちで、投げたり飛んだりころげたりして、
袴をぐちゃぐちゃにしても構わない(らしい?)、というところに非常に魅力を感じます。
袴で暴れる、どんな気分でしょうか。
今から楽しみです。
手首の毛深い女 [合気道 ことはじめ]
手首が毛深い女、こう書くだけでめっぽう恐いです。(これは怪談ではありません)
雨のしとしと降る、寒く、暗い夜の更衣室でした。
合気道を始めて間もないころです。袴をはいた先輩に、言われました。
もう少しすると、手首から黒くてフサフサした毛が生えるよ、と。
冗談だと思いました。
念のため、次の稽古で先生の手首をじっと観察しました。
あれっ?手首が黒いぞ!リストバンドか?!
今のところ、わたしの手首は無事ですが、いつそうなるかわかりません。
稽古で手首を掴まれているからでしょうか。
かなり、恐いです!
合気道バカ~痣を眺めて微笑んで。 [合気道 ことはじめ]
稽古をすると、たいてい知らぬ間に痣ができます。
特に習いはじめのころは、お風呂のたびに
面白いかたちの痣がたくさん発見されます。
わたしが一番面白いと思ったのは、
小さい痣が太ももにいくつも連なってできて、葡萄のかたちをしたもの。
どうやったらこんなのができるんでしょうか。
でも、ちょっとニンマリ・・・
わたしって、武道家っぽいじゃありませんか!?
こんなことも新鮮なサプライズです!
転んで起きて、微笑んで。 [合気道 ことはじめ]
ひざを折って、後ろに転げる。
ただそれだけのことなのに、この動作が非常に新鮮。
ひっくり返って、転げて起き上がると、自然に顔がほころぶ・・・
なんだかすごく楽しい。
一人でニヤニヤしながら、繰り返し後ろに転げておりました。
普段転がったりすることがないから、よけい楽しかったのでしょうか。
後ろ受け身。
これが私の合気道のはじまりです。