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P・G・ウッドハウス ジーヴズの事件簿 [読んだ本 観た映画]

ジーヴズの事件簿 P・G・ウッドハウス選集1

ジーヴズの事件簿 P・G・ウッドハウス選集1

  • 作者: P.G.ウッドハウス
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/05/27
  • メディア: 単行本

舞台はイギリス。
お気楽でお人よしな若主人、バーティ・ウースターと、
天才執事ジーヴズ。
毎度毎度、しょうこりもなく窮地におちいるご主人様を、
神のごとき従僕が見事に救出していきます。

流れるような文体の中に、笑いがちりばめられていて、
一度読んだらやめられません。冴えています。

P・G・ウッドハウス(1881-1975 )がすでに亡くなっていたのに
はびっくりしました。
「笑い」は、いつの時代も、どこの国でも、共通なのですね!

この本にめぐり合えて、とっても幸運でした。
ちなみに、英国ウッドハウス協会の理事は、ブレア首相だそうな・・・。


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村山由佳 星々の舟 [読んだ本 観た映画]


星々の舟






先妻の子(兄)と、後妻の連れ子(妹)。
二人は愛し合うようになりますが、実は、父親が同じだった・・・。
複雑な関係の家族たちの、それぞれの物語の連作です。

一人ひとりが、悩みを抱えながら自分の人生を懸命に生きていて、
それぞれが、孤独で寂しい。

「・・・幸福とは呼べぬ幸せも、あるのかもしれない。」
その人なりの幸せがあるんだ、それでいい、
と思わせるなにかが、この物語にはありました。

稽古の帰り、電車の中で読んでいたのですが、
あやうく、泣きそうになってあせりました。

蛇足ですが、この物語の家族たちに比べて、
なんて自分は能天気なんだろう、と自分のことが心配になりました。
(悩みなさそうだね?といわれることが多いのが、悩みです)

直木賞受賞作品。






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Mr.and Mrs.スミス [読んだ本 観た映画]


Mr.&Mrs.スミス プレミアム・エディション








アンジェリーナ・ジョリーと、ブラット・ピット主演の、
「Mr. and Mrs. スミス」をDVDで見ました。
監督は、「ボーン・アイデンティティ」のタグ・リーマン。

敵対する組織の殺し屋同士が恋に落ち、
お互いに秘密を抱えたまま結婚。
結婚6年目の倦怠期、相手の正体を知ったときには、
互いに相手の命を狙う関係だった・・・

殺し屋同士の夫婦喧嘩は、ものすごい迫力でした。
(師範の奥さんは、やっぱり有段者、という方が多いですが、
合気道家夫婦の喧嘩は、どうなんでしょう)

お互いの正体を知って、命を狙いあいながらも
理解が深まってゆく二人の運命やいかに?

期待しすぎたので、5段階で★★★。
それにしても、アンジー、強くて美しかったです。










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藩校早春賦 宮本 昌孝 [読んだ本 観た映画]

藩校早春賦

藩校早春賦

  • 作者: 宮本 昌孝
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 文庫

本のジャケットに惹かれて、読んでみました。
(合気道の道衣と袴に似ていたものですから・・・)

16歳、目元の涼しい元気で明るい新吾。
身体はでっかく剣の達人、でも勉強はだめな太郎左。
女の子みたいにかわいいお坊ちゃまの仙之助。

彼らが、藩に起こる、事件や陰謀を解決していきます。
いろいろな出来事が起こり、そのたびに、
彼らがだんだんと成長してゆくのが楽しいです。

明るくて、爽やかで、痛快な学園(藩校)青春物語。
まるで、三ツ矢サイダー、あるいは、
ポカリスエットのような読後感が気に入りました。

↓20代になった彼らの物語も読んでみたいです!

夏雲あがれ(上)

夏雲あがれ(上)

  • 作者: 宮本 昌孝
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/08/19
  • メディア: 文庫


夏雲あがれ(下)

夏雲あがれ(下)

  • 作者: 宮本 昌孝
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/08/19
  • メディア: 文庫


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東野圭吾 「変身」 [読んだ本 観た映画]

変身

変身

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1994/06
  • メディア: 文庫

週末に、イッキ読みしました。

強盗事件に巻き込まれ、ピストルで打たれて脳を損傷した、
工場に勤務する真面目で穏やかな青年。
脳の移植手術をうけ、奇跡的に回復する。

しかし、自分の性格がどんどん変わってゆき、
次第に凶暴になってゆくことをとめられない。
移植されたドナーの脳の影響なのか?

変わってゆく自分に怯えながら、隠された原因つきとめてゆくうちに・・・
(あとはナイショ)

骨の髄まで、怖い物語です。
読んでいる間、眉間のしわが深くなってゆくのを感じます。
「死」とか「存在」するって、何なんだろう、と考えてしまいました。


変身

主演 玉木宏・蒼井優で、
映画化されたようです。


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雨鱒の川 川上健一 [読んだ本 観た映画]


雨鱒の川
週末のスキーキャンプで、風邪をひいてしまいました。
熱が出たので、会社もお休み。合気道の稽古も休んでしまった・・・
友人からは、稽古内容を教えてくれるメールが届きます。
やったことのない座り技なんかがあって、審査前なので、よけいあせります。
このままじゃ、スキーも合気道も中途半端なダメ人間・・・
(気が弱ってる?)

くさっても仕方がないので、ベッドで隠れて、川上健一の「雨鱒の川」を読みました。

美しい山々に囲まれて、川で魚を取ることと、絵をかくことが大好きな少年心平。
小さいころから一緒に育った、耳の不自由な少女小百合。
二人が18歳になったとき、小百合に婚約者が現れ・・・(あとはナイショ)

方言で交わされる会話が、とても素朴で、いい味です。
すがすがしい山や川の息吹が伝わってきて、気持ちがいいです。
そして、二人の純粋な気持ちに、じーんときます。

風邪をひいて、ただでさえ鼻水がすごいのに、泣けるものだから、
ティッシュが一箱なくなりました。
こんな気持ちを、ずっと忘れたくないです。


雨鱒の川 ファースト・ラブ スペシャル・コレクターズ・エディション



映画はみていませんが、どうなんでしょう?
主演:玉木宏・綾瀬はるか
病み上がりだけど、今日は稽古にでる!


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センセイの鞄 川上弘美 [読んだ本 観た映画]


センセイの鞄

昨日は雨が降っていました。

仕事で外出中、駅の階段で、

ひどく、すべりました。

つるっ、となって、とっさに傘を持ったまま手をつきました。
傘と階段のあいだに挟まった、わたしの人差し指。
ご臨終です。(今日は真っ赤にはれております)

そんなブルーな日、合気道の稽古もサボり(非常に珍しいことです)
家に帰って、コタツで「センセイの鞄」を読みました。

30代のツキコさんと、60代のセンセイ。
二人のあいだに流れる、ゆったりとした時間はやがて恋に変わっていきます。

真剣で、せつなくて、透明な、二人の関係に、胸がしめつけられました。
最後は、涙がとまりませんでした。

ワタクシは、好きですね。この小説。(→センセイ風にコメントしてみました)

2001年度谷崎潤一郎賞受賞作品






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祝!モーツアルト 生誕250年。 [読んだ本 観た映画]

2006年1月27日は、モーツアルトの誕生日、生誕250年です。
若干ミーハーな、モーツアルトファンのわたくしは、
ちゃっかり、250年記念のモーツアルトのCDを購入しました。
2006年は生誕250年のモーツァルト・イヤー!126CDの大全集!

中学・高校時代、熱狂的なクラシックファンの友人がおり、
学校の敷地内の講堂で開催される音楽会に、よく一緒に出かけたものです。

当時わたしは、指揮者の井上道義さんにあこがれていて、
舞台そでから、しつこく彼に花束を渡したりしていました。
(彼は、オーケストラをあやつる、魔法使いのようで、ステキでした)

友人がとくに好きだったのがモーツアルト。
モーツアルトは、音楽は素晴らしいけれど、人格はむちゃくちゃ下品
&スケベだったんだよ、と教えてくれたのも彼女です。

どうでもいいけど、中学のときに始めたバイオリン。
いまでは弦が切れてほこりをかぶっています・・・(2台も)
だれかいりますか?

映画「アマデウス」 定番中の定番。
アマデウス









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NHKドラマ「氷壁」 井上靖原作 [読んだ本 観た映画]

今シーズン、はまっているドラマがあります。

「氷壁」
原作 井上靖  
主演 玉木宏・鶴田真由・山本太郎

第2回は、世界最難関のK2登山シーンが圧巻でした。
標高8000メートル。極度の低酸素。この氷壁を上れば、頂上が見える、
というところで雪崩にあい、パートナーは足を骨折。

このままでは二人とも死ぬ。
そんな極限状態で、折れた足をロープに引っ掛けて(まるで荷物のように)、
残る1本の足と両腕で、痛みに絶叫しながらも、氷壁に張りついていく・・・

ベットに入った後も、このシーンが浮かんでしまい、頭が冴えて眠れませんでした。
人はそうまでして、なぜ山に登るのでしょうか?

K2アタックに失敗し、パートナーの北沢(山本太郎)を失った奥寺(玉木宏)。
北沢の死の原因は、自殺か、本人の操作ミスか、カラビナの不具合なのか?
次回からは、法廷闘争が始まるようです。

土曜日夜10時。
まちどおしいです。

氷壁

氷壁

  • 作者: 井上 靖
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1963/11
  • メディア: 文庫


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ブリジット・ジョーンズの日記 [読んだ本 観た映画]

原作が面白かったので、お正月休みに、TVで観てみました。
あまり期待せずに見たのですが、とっても気にいってしまいました。


ブリジット・ジョーンズの日記

なんといっても、主演のレニー・ゼルヴィガーが最高。
かなり、かなり!!太って、この演技。
あっぱれ。
女優魂を感じました。

ぶーちゃんなのに、そこはかとなくかわいらしさも漂って、
ブリジットの憎めない魅力が全開です。

見終わったらなんだか元気が出てきました。
続編「ブリジット・ジョーンズの日記~きれそうなわたしの12ヶ月」
もぜひ見たいです。

http://britannia.cool.ne.jp/cinema/
http://britannia.cool.ne.jp/cinema/trail/bjd_lon.html 
↑映画の中のロケ地が紹介されています。
  やっぱりイギリスは素敵です。

追伸:年末年始、合気道の稽古がお休みなので、 余暇を満喫している今日この頃。
    稽古がないと、自由時間がいっぱいあるんですね・・・
    でもそろそろ稽古したいぞ~


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