受け身でもうろう。 [合気道 審査]
1時間以上稽古した直後だったので、全身汗だくで息はあがっています。
暑さのせいでしょうか、受け身をとっているうちに頭の中が文字通り、
空っぽになりました。
審査なので技をシッカリ認識して受け身を取りたいのに、
「次はこの技」と考えて受け身をとるというよりは、
余裕なく、ひたすら取りの技についていくだけに。
でも、とにかく何も考えずに、次にどの技がくるかも考えずに
受け身をとる感覚って、面白いなぁと思いました。
考えながら動くときとは、ちょっと違う感覚です。
(ただ暑くて疲れて朦朧としてただけ?)
頭を使わないのが気持ちいいというか・・・必死さが楽しいというか?
フラフラになるまで遊ぶときの気持ちよさに近いでしょうか。
なんだか、新たな楽しさを発見しちゃったみたいです。
(↑ 若干、M)
審査:受身専科 [合気道 審査]
今回は、二級を受けるNちゃんの受身をとります。
当日二人で道場へ早めに行って稽古しました。
稽古をはじめると、相手の緊張がひしひしと伝わってきます。
審査が始まるまで50分ほど、ほとんどずっと受身をとり、
めちゃめちゃ汗をかきました。
審査本番では、武道館の広~い道場3面のうち1面を二人占め!
日本武道館の全日本合気道演武大会の数百倍の注目度デス!
(受けだけど・・・)
なにより、受けで粗相をするわけにはいきません。
同時に、自分の受身で相手の技が少しでも映えればいいな、
と気合が入ります。
二人で一生懸命稽古して、本番も集中してできたので、
とても気持ちがよかったですし、楽しかったです。
それにしても、今回二段の審査の受身を取った先輩が、
宙にブンブン舞っていてすごかった・・・
先輩を観察すると、自分の受けとの違いがよくわかります。
まず受けのキレがすごいです。(技もすごいですが)
投げられて転がったあと、すごい速さで体勢を立て直しています。
そして、姿勢がとてもよいことに気付きました。
おなじ有段者でも、普段から猫背ぎみの人とでは、立ち姿の美しさ、
半身の姿勢の美しさなどに違いがはっきり見えました。
今まで気付かなかったことです。
とりあえず、明日からこの先輩のイメージで受身を取ってみます!
ヤマを張ってはいけません。 [合気道 審査]
土曜日、初段の審査を受けました。
師範は、「丸秘リスト」なるものから技を出題します。
おおむね、予想していた技がつつがなく出題されてゆきます。
しっかり落ち着いてできました。
しかし!
自由技が!
なんと、われわれの予想を裏切って、壱級とおなじ「諸手取り」が出されました。
「両手取り」じゃなかった~ぁぁ!
と思うまもなく、初段審査のトップバッターだったわたし。
全員が見守る中で、「諸手取り」の自由技を披露しなければなりません。
かなりあせりました。
(なんといったって、「両手取り」にヤマを張っており、直前まで、
そればかり稽古していたものですから・・・おろか者め~!)
「あと、何があったっけ?」と動きが止まってしまいまう場面もありましたが、
教わった技、自分ができる技はすべてやったとおもいます。
諸手取り呼吸法
諸手取り入り身投げA
諸手取り四方投げ
諸手取り天秤投げ
諸手取り呼吸投げ
諸手取り入り身投げB
同上 C
諸手取り小手返し
×諸手取り一教(「投げ技だけ!」とダメだしをいただく)
審査の最後に、師範は言いました。
「自由技は、相手がかかって来た瞬間に、それにあった技をかけるんです。
それと、左右同じ技はやっていいの。
ひとつづつ、違う技をやるから、やるのもがなくなっちゃうの!」
まだまだ、未熟者ですが、せいいっぱいやりました。
これがいまの実力です。
自由技がまずかったわりには、気分はすっきりさっぱり、爽快です。
終わってほっとしました。
結果は水曜日です!
合気道の審査中に異音がした場合。 [合気道 審査]
先日、昇級審査で、受け身を取りました。
わたしは受け身だけですが、審査を受ける人は緊張します。
その緊張がわたしにもビシビシと伝わってきます。
静まりかえった冷たい畳の上で、真剣に審査がすすみます。
「ぐぅ~・・・ぎゅるぎゅるぎゅるぅ~・・・ぎゅる」
突然、受け身の私のお腹から異音がっっーーー!
そういえば、朝から健康診断で、胃のレントゲン検査のため、
バリウムをイッキ飲みしました。
腸内につまった真っ白なバリウムが、暴れだしたものと思われます。
(もらった下剤を飲んでおくべきだったか)
バリウムめ!
思わず、「くすっ」となってしまったではないですか!
審査中に不謹慎な・・・
審査は無事に終わりました。
でも、一瞬気が散ってしまったことを反省しています。
【 対処法 】
1. どんな異音がしても、聞こえないふりをすること
2.音が大きい場合は、堂々と異音を響かせること(男らしい!)
3.物事に動じない武道家を演じること
一つ一つを丁寧に。 [合気道 審査]
稽古の帰り、友人と話していて、審査に落ちた人がいた、
という話を聞きました。
審査を見ていた友人いわく、
「技が、師範に習う、いわゆるふつうの技ではなく、
明らかに我流になっていた」そうです。
わたしはたまたまその人と以前に一緒に稽古したことがあり、
とても熱心に、毎日稽古していたのを知っていたので、
非常に驚きました。
でも、自分のことをふり返って考えると、
技は、エイヤッっとやってしまえば、なんとなくその技のように
できてしまいます。
そして、それを続けてゆくと、それがあたり前になって、
くせになって、あいまいな技が、自分の技になってしまう・・・
どんなにがんばって稽古しても、その技は本当の技とは違うのです。
技の一つ一つを、慎重に、正確に、丁寧に、じっくりと
取り組んでいかないと、大変なことになるぞ、と思いました。
がむしゃらに動いて、汗をいっぱいかいて、ビールを飲んで
「あぁ、今日もたくさん稽古したなぁ~」なんておもっていたら、
痛い目にあいますね!
気をつけようっと。
一級審査、無事終了。 [合気道 審査]
8月6日土曜日
天気 晴れ
気温 34度
いよいよ、審査本番。
三級の審査から始まって、足もしびれたころ、
一級の審査が始まりました。
ゆっくり、丁寧に、と思っていたはずなのに、
出された技を、必死の形相で、こなしている感じです。
余裕はまったく、なかったです。
ふり返ると、あがっていた、と思います。
初段までの長い審査が終わりました。
師 範 「とくに悪い人もいなく、みなさん、がんばりましたね」
(拍手!をもらいました)
全員合格。
よかった~
すっきり、さわやかな気持ちです。
でも、課題は山積みです。
自由技をやっていて思いました。
例えば、諸手取り入り身投げをしようとしたとき、受け身が、
転換した後そのまま前へ転がってしまったことがありました。
わたしが受け身のときも、同じことがありました。
つまり、受け身が下手。
同時に、技があいまいなので、受け身がどうしてよいか分からなくなる。
ということです。
これでは、一級に受かっても中身がともなわないのでは・・・?
これから、もっとがんばらなくっちゃ、と思ったのでした。
(危機感!)
今週いっぱい、稽古もお盆休みです。
ゆっくり英気を養って、来週からまたガンガン稽古するぞ~!
昇級予備審査! [合気道 審査]
今日の稽古では、土曜日の審査本番に向けて、「予備審査」
なるものを、師範が実施してくれました。
師 範 「本番じゃないんだから、間違ってもいいぞ、
リラックスしてやれ~」
自分の組になり、前へでると、本番でもないのに、体が硬い!
自分で分かります。
師 範 「こらぁ~!いっぱい稽古しているのに、
自信なさそうになってるぞ!」
本番でもないのに、からだが縮こまっていたのでした。
だめーー!!
最後のほうにやっと、いつもの稽古どおりになってきました。
昨日読んだ小説に、
「決闘は神経戦である。不安を見せたほうが、そこですでに負けである」
とありました。(19世紀イタリアのお話)
ここまできたら、審査は「神経戦」なんでしょうか・・・
師範いわく、
「合気道は、8割が姿勢。残りが技。
どんなに技が良くても、姿勢が悪かったら、どうにもならない」
明日は、審査前最後の稽古です。
がんばっていきまっしょい!
もうすぐ!昇級審査。 [合気道 審査]
今週末に、合気道一級の審査を受けます。
先日は、稽古仲間と、出ると思われる技について、
集中的に練習しました。(受験生っぽいな・・・)
【 1級 審査に出る確率の非常に高い技 】
*師範の日ごろの言動より、解析・予測
①座り技 一教
②座り技 横面打ち 二教
③後ろ両手首取り 三教
④後ろ両手首取り 四教
⑤横面打ち 五教
⑥片手取り四方投げ
⑦突き小手返し
⑧突き外回転投げ
⑨天地投げ
⑩半身半立ち四方投げ
自由技・・・両手取り
本来は、何が出ても、すらすら~っと、涼しい顔で
技をこなせなければ、いけないのでしょう。
なんといっても、黒帯の一歩手前の「1級」です。
でも、わたしは、いっぱい、いっぱいですーーー!
とくに、自由技(両手取りならどの技をやってもよいが、同じ技はダメ)
のときは、頭の中が真っ白になりそうで、非常に不安です。
稽古仲間は、バラエティに富んでいます。
フルでは働かず、毎日道場に来ている人。
外国から合気道のために来ている人。
仕事を持ちながらも、道主の朝稽古(6時半から!)に出ている人。
同じ一級を受けるのでも、その実力には差があるのです・・・
でも、わたしも、私なりに、がんばってる(はず)!
「根拠のない自信」でもよいから、とにかく自信を持って
落ち着いて、審査に挑みたいです。
昇段審査 [合気道 審査]
先日、道場で昇段・昇給審査がありました。
先輩方が受ける五級から弐段までを、じっくり見学することが出来ました。
下の級から弐段まで、順に審査を進めます。
五級から一級までは、技を徐々に覚え、だんだん技の数が増えていきます。
初段になると、技を覚えるだけではなく、そこにスピードや美しさ、強さが加わります。
弐段にもなると、多人数がけ(二人以上に襲われた場合)や、背中に短刀を
突きつけられた場合など、応用技が要求されます。
弐段の審査を見ていて、鳥肌が立ちました。
細い女性が、大きな相手を右に左に、ガンガン投げます。
そして、それがとても美しいのです。
合気道は、力だけではないのが実感できました。
今はまだ、二級で、いろいろな技を覚えるのに四苦八苦しています。
なかなか上手くならないところが、また面白いのですが・・
「形から入って形から抜ける」
茶道でも言われることですが、合気道も一緒だなあ、とおもいます。
日々の稽古に、一期一会の精神で挑みたいと、決意も新たになりました。
参段の審査 [合気道 審査]
今日の稽古は審査がありました。
参段の審査を見るのは始めてです。
合気道は大人の場合、五級から始まって四、三、二、一級、初段、二段、三段と
段が上がっていきます。初段から黒帯です。
三段ともなると先生になれるし道場を開く方もいるようなレベルです。
相手が木刀で打って来た場合や、杖や短刀で攻撃された場合もやります。
二人掛けと言って、二人がかりで襲ってきた場合もやります。
審査を受けている人が、技をかけ続けて30分。しびれる足を我慢しながら思いました。
私の今の生活で、刀で襲われたりすることって無いなあと・・・(当たり前じゃ!)
でも、想像してみてください。
道を歩いていて、いきなり木刀で襲われるも、落ち着いてそれをバシッと受けて
相手を取り押さえるシーンを!
かっこいいぞ・・・・・三段になったら私もそれくらいになるのかなぁ?
今はテケテケです。先生には危険な場所には近付かないこと、危ないと思ったら
すぐ逃げることを固く義務づけられております。
明日も稽古、頑張るぞ!
俄然、やる気が増しました。